長岡美装社です。
地域の皆さま、いつもご協力を頂き誠にありがとうございます。
(有)長岡美装社は京都府長岡京市において、創業以来半世紀の実績を礎に廃棄物処理サービスを提供し、地域社会への貢献と社会的役割を担ってきました。
本日は私たちがSDGs(持続可能な開発目標)の取り組みの一環として行っております
ジェンダー平等についての啓発活動についてご紹介します。
本記事は2022年11月13日(日)に開催予定の「
長岡京ガラシャ祭」出展にあわせ弊社の
Instagramでの投稿を再編したものです。
そちらの方もぜひ、フォローやいいねを頂けますと幸いです。
有限会社長岡美装社SDGsプロジェクト
05:ジェンダー平等を実現しよう
「この街から性暴力を根絶する」
1.「当事者」の意識を持たずに問題と向き合うことはできない
11月12日(土)から25日(金)は、内閣府男女共同参画局が主唱する
「女性に対する暴力をなくす運動」期間です。
長岡京市が令和元年度に実施した「長岡京市男女共同参画に関する市民意識調査」からは、
女性が対象の
「性的暴力」「経済的/社会的暴力」について、それぞれ約
5%が
「経験があった」とする結果が出ています。
これに限らず、DVをはじめとする様々な暴力の被害者の多数は
女性です。
女性に対する暴力の背景には、性差別意識に加え、性に基づく固定的な意識や仕事上の立場
経済力の格差などの
優位性といった社会構造的な側面もあります。
性被害の苦しみは、あなた自身や周囲の方が当事者となる恐れがあることを意識しなければ
問題の深刻さを理解することも、痛みに寄り添うことも出来ません。
今年の10月1日に市制50周年を迎えた長岡京市。時代の変化に応じて街は様変わりしてゆきます。
昭和45年に設立した長岡美装社は、いつもこの街を側で見続け、同じ時の中歩みを進めて参りました。
長岡京市民の暮らしに密接に関わる企業として、性暴力と差別のない社会の実現を目指し、強い決意でこのメッセージを発信し続けます。
まずは私たちが暮らす、この街から。
2.若年層のデジタル性被害
男女共同参画局によると、
コロナ禍で性犯罪・性暴力に関する相談件数は
増加しているといいます。
なかでも問題視されているのは
SNS利用による18歳未満の若年層の性被害です。
近年、高校生や中学生だけでなく低年齢層の児童にもインターネットの利用が広がる一方で、
リテラシーの学びやフィルタリングの活用が追いついていない現状があります。
本人の同意なく性的な動画や画像が拡散される
「デジタル性被害」。その手口は非常に巧妙且つ悪質です。
性暴力は相手を信頼させたり、断れない状況を作って加害行為が行われます。
これはデジタル性犯罪においても同様です。
「子どもがネットをするのが悪いのでは?」という声もありますが
現代の子どもたちにとって、ネットに触れることは
日常的なことで
危険を回避するための知識を身につけることは若い世代が中心の課題です。
また、被害者に対し周囲の大人がケアする際には注意が必要です。
「どうして被害に遭ってしまったのか」と問いただすのは被害者を責めているのと同じことです。
無理解であることで二次被害(セカンドレイプ)として、当事者を傷つけてしまいます。
いかなる場合においても、
絶対的に非があるのは「傷つけた側」。
社会的責任を追求することを当たり前に私たちが考え、被害にあった子どもの声を受け止めてあげてください。
かける言葉に迷う際は、無理にかけずともそばに寄り添う気持ちが大切です。
もしあなたが性被害に遭い、周りに打ち明ける人がいなかったら。
どうすればいいのか迷ってしまったら。
2020年10月1日より、性暴力被害者を支援する
「ワンストップ支援センター」につながる全国共通の短縮番号
「#8891」が導入されています。女性の支援員があなたのお話をお伺いします。
被害に遭われた方の意思を尊重し、一緒に考え、支援を行います。
3.性犯罪・性暴力の緊急ダイヤル#8891
毎日朝と昼の2回、長岡京市内を巡回する弊社の車両ボディにはミモザの花束、向き合う男女
そして
「#8891」という数字がプリントされています。
これは性暴力被害者を支援するために設置された
「ワンストップ支援センター」につながる全国共通の短縮番号です。
「はやくワンストップ」と覚えてください。
この相談窓口が開設された背景には、被害に遭われた方が心身共に受けたダメージにより
誰かに簡単に打ち明けることが難しい状況下にいることにあります。
内閣府の調査によると被害を受けた女性の約6割、男性の4割が誰にも相談できていないといいます。
性被害については、語ることに大きな負担がかかり、フラッシュバックなどの症状を引き起こすこともあります。
事件後すぐは
「何も考えたくない」という心理に陥りやすいですが
性暴力の被害の対応には
「証拠の採取」や
「緊急避妊薬の摂取」など、急を要するものもあります。
支援センターでは
「被害者の気持ちに寄り添った対応」を第一に、女性の支援員があなたのお話をお伺いします。
一人で迷わずに助けを求めてください。最近では性暴力についてのSNS相談窓口
「cure time」もスタートしています。
こちらはチャット形式で外国語(10ヶ国語)にも対応しています。
長岡京市民の方にワンストップ支援センターの周知が拡がり、いざというときの勇気を持つために。
長岡美装社は引き続きこの取組みを発信していきます。
4.ジェンダー平等とは「生きる」こと
性暴力を根絶するためには、ジェンダーに基づく差別や社会規範、ステレオタイプな性役割を解消し、性暴力を生み出さない社会づくりに取り組むことが必要です。
一人ひとりの人間を中心に据え、個々の尊厳や人権を保障し、主体的な選択や行動に向けたエンパワーメント(能力強化)を促す
「人間の安全保障」の概念こそがジェンダー平等の根底にあります。
これは社会生活を送るうえで極めて
普遍的な考え方です。
そのうえで、性被害の当事者の声を
「聞く力」をもった社会の在り方が問われています。
『フラワーデモ』をご存知でしょうか。
2019年3月に立て続けに続いた性暴力事件への無罪判決をきっかけに、判決と性暴力に抗議するために
民間で起こった反対運動です。
翌年には政府の「性犯罪・性暴力対策の強化の方針」においてフラワーデモが言及され、後に4件の無罪判決のうち3件が逆転有罪となりました。
フラワーデモには幅広い世代の多くの方が賛同し、現在では47各都道府県で精力的な運動が続いています。
性被害にあった方を緊急で支援するために設立された
「#8891」。
痛みを知る当事者の社会的交流の場として機能する
「フラワーデモ」。
ジェンダー平等の社会を実現するための動きがいま急速に全国で拡がりを見せています。
市政50年を迎えた長岡京市。
この街での暮らしがより良いものとなりますように。人と人とが思いやりをもって向き合えますように。
わたしたち長岡美装社は市民の暮らしに密接に関わる企業として、これからも強く、このメッセージを発信してまいります。
11月13日(日)のガラシャ祭りで弊社は「フラワーデモ」を模した啓発イベントを開催します。
当日、特設ブース(@長岡京市中央公民館駐車場)にて
性暴力の根絶に賛同していただける方へ花の形をしたフラワーソープをでプレゼント(先着)します。
どなたも気軽にお立ち寄りください。美装社スタッフ一同・会場でお待ちしています。
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■お知らせ
2022年11月13日(日)3年振りの開催となる第29回長岡京ガラシャ祭。
中央広場会場(長岡京市中央公民館駐車場)で長岡美装社は特設ブースを出展し、私たちが日頃から取り組む持続可能な開発目標「この街から性暴力を根絶する」及び「女性に対する暴力をなくす運動」を皆さまと共有するための啓発イベントを行います。
どうぞお友達やご家族をお誘い合わせの上、お越しくださいませ。
最後までお読みくださりありがとうございました。
(美装社スタッフ)
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