いつもありがとうございます。
京たけのこ小川でございます。


早朝のたけのこ掘り。
朝日が差し込む静かなたけのこ畑は幻想的な風景ですが、地中のたけのこは随分と大きくなっているため、掘り上げるのも一苦労です。株の切り口が手のひらを広げた位のサイズのたけのこが、深いところから掘り上げられています。

今日も良い天気です。雨は思うように降ってはくれませんね。
本来ならば収穫のピークの頃のはずなのですが、今年は予想がするのが本当に難しい年です。
雨が降って最低気温が上がれば一気にピークになり、あっという間に収穫期が終わってしまいそうで・・

京たけのこ栽培は本当に難しい。


赤い印をつけた「たけのこ」は親竹です。
収穫期のピークになると、たけのこ掘りと同時に親竹の選定作業を行います。
竹の寿命は８年～１０年と云われており、年老いた竹の地下茎にはたけのこが付かなくなります。
年老いた竹の近くで将来、極上のたけのこをいっぱい生んでくれそうな立派なたけのこを選び、親竹として大事に残して行きます。

毎年書かせて頂いておりますが、この親竹を悪気なくもポキッと折って持っていってしまう人がいます。
この時期は西山にもハイキングに来られる方が沢山いて、放置されているものかと勘違いをされているのだと思います。
しかし当社では部外者のたけのこ畑への立ち入りを一切認めておりません。発見次第通報しなければなりません。
あまりこういったお話はしたくありませんが、「知らなかったから」という認識では代償が余りに大きすぎるのです。
この親竹は２年後には最高級のたけのこをいっぱい生んでくれる私たちにとって、そして京たけの子を名産品に誇る地域にとっての大切な大切な財産です。
どうか皆様、もしその様な場面を見かけられた折にはお声掛けをお願い致します。


【収穫開始】時季・個数限定
掘りたて茹でたて「春筍ボイルたけのこ」
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