その昔、遣唐使として唐から帰国した僧侶が、勅命を受けて長岡京に海印寺を建立した際、唐から持ち帰った孟宗竹を植えたのが美しい竹林の由来とされています。土壌の良さもあってやわらかな肉質でアクの無い、ほど良い歯ごたえの若筍を生むことが、当地の筍が逸品と賞される由縁です。

自社の「たけのこ畑」でベテランの職人が手塩に掛けて育てた若筍には、長岡京市の市花「きりしまつつじ」が長岡天神池畔に咲く頃が最もおいしいと言われることから佃煮製品を「きりしま」と命名しています。

また、丁寧に縦切りにして素材の風味を活かすようにじっくりと炊き上げた「たけのこづくし」、京仕立ての薄味で上品なお惣菜に仕上げた「京の春筍」、京たけのこの食感が美味しい「竹の子ごはんの素」、たけのこ料理の代表作「若竹煮」、いろいろな料理に「高級筍水煮」を製造・販売しています。