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【チーム向日】向日市エリアのお店の「今」を徹底レポート!

【TEAM MUKO インタビュー vol.2】気ままにダイニング ふうせんかずら<前編>

心に響く味がそこに。ふうせんかずらに行こう!

インタビューは2020年10月に行いました。

気ままにダイニング ふうせんかずら

レストラン(洋食・和食)

「おいしい」を地域で共有したい。西向日・おばんざいの店

向日市上植野町上川原1-15

TEAM MUKOの記事をご覧いただきありがとうございます。ここでは向日市の地元の方へ、地域のお店の「今」をお届けするインタビュー記事をご紹介しています。次週はあなたのお気に入りのお店の人が登場するかもしれません!お楽しみに。

 

第2回にご登場いただくのは、阪急西向日駅から徒歩5分。「気ままにダイニング ふうせんかずら」のマスター下村 英(しもむら すぐる)さんです。

2014年と2015年、二年連続でKARA-1ゴールドグランプリを獲得し、激辛の名店として知られる一方、ここ地元では「美味しくて体にいいもの」が食べられると女性人気が高いふうせんかずら。

 

先日10周年を迎えられ、TEAM MUKOも気合いを入れインタビューに臨む予定でしたがその前日、下村さんから「すみません、明日はキャンセルでお願いします。実はぎっくり腰になりまして・・」との連絡が。

お祝いムードから一転、日を改め「お見舞い」モードで伺うことになりました。


腰の方の具合はいかがですか・・?

 

下村 英さん(以下、略)- 

すいません、ご心配をおかけしまして。大分良くなってきました。まだ痛いですけどね・・。

 

実は7年前の朝の仕込み中にもやってて。それから月1回は腰のメンテナンスのようなことをしてもらってるんですよ。こういう立ち仕事やから部分的な疲労が出るのは皆一緒やと思いますけど、特にうちは2階の店やから、昇り降りが多い面で負担がかかるでしょ?急に寒くなってきて、気をつけなあかんなあと思ってたんやけど、まさか急にこんな形でくるとは・・・

 

その時のことを聞かせていただけますか?

 

今回も店にいる時で、立ち上がった際にピキッと。途端、金縛りにあったように足が前に出なくなって。

恐る恐る店の椅子を並べて横になってたんです。時間は22時くらい。いや、とりあえず帰らなと思って頑張って入口まで行くんですけど、この階段を前にどうすることも出来なくって。もう次の「一歩」が恐怖で。

ある程度落ち着いてきて、意を決してなんとか降りていって・・良かった、もうあとちょっとやと。

 

店の入口のスロープでつんのめってもうて。ゆるやかな下り坂もダメなんですよ。1階でまた横なって。


想像以上に大変だったんですね。

 

嫁さんが車で迎えに来てくれて、帰ったらすぐ寝られるよう布団も敷いてくれたんです。でも結局最後の最後、車を降りるのに勇気が要るわけです。尻込みをしてるちょうどその時、常連さんから電話がかかってきて。何もそんな時に電話出ることないんですが、これもいいネタになるかぁ思って。

 

その常連さんって方がすごく陽気で、普段は大学の先生をされているんですけど、酔っぱらってて(笑)

「今飲んでるんだよ~」「紹介したい店があるんだ~」って切り出して。僕も「あぁ先生、僕ちょっと今ぎっくり腰で動けないんですよ」って返すものの「それは大変だね~」「ところでこの店と店主さんの雰囲気は、下村さん気に入ると思うからぜひ紹介したいんだよ~」ってもうなんかいい感じになってはって。「じゃあ今からその店主さんに代わるね~」って(笑)

 

(笑)

 

「今日はもう堪忍してください」と。笑うのも危ないから。腰が治ったらご一緒させてもらう約束をしました。

それから4日間ほど店閉めて、寝たきりの状態で。本当何よりも体は資本ですよね。特にこれからの時期はね。

 

「京都 GoToEat」の告知が出ていますが、実際に利用はありますか?

 

利用されてる方いらっしゃいますよ。実物はもう見はりました?

人気で品薄みたいですね。何でもコンビニで発券するのにその台紙がないとかで。手にとってみると印刷の字が少し小さいから、親の世代くらいになるとちょっとだけ不便かなあと思ったりします。

 

ネットの予約サイトも興味ある、というか考えてるんやけど、とにかく種類ありますよね。ざっと調べたら13くらいはあったかな?「GoToキャンペーン」に合わせた限定的なものとして考えるなら、とりあえず何かメジャーどころを導入するのもありなんですよ。でも今後も使っていくなら「GoTo~をきっかけに」というより、お客さんが求めているものと、この店がよりマッチするものを使いたいかな。色んな選択肢があっていいと思うし、あんまり選り好みしててもしょうがないにしてもね。


確かに、サービスによってユーザーの層や用途が異なるかもしれません。

 

これからの時期、宴会はまだちょっと厳しいじゃないですか。中にはもう今の時期から予約してくださる方もいて、ありがたい話なんですよ?もはやそれが当たり前じゃないのが現実問題としてあるんでね。

お客さんにしてみたら、やりたくてもやりづらいわってとこはあるやろし。

 

たとえば「宴会」はお客さんが企画して開くものですけど、お店が企画して地域の方に気軽に来てもらえるようなことはね。やっていかなあかんと思ってるんです。

その一環でもあるんですけど、今回の周年でもある企画をやろうと考えてて。

 

(次ページへ続く)

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※取材時点の情報です。掲載している情報が変更になっている場合がありますので、詳しくは電話等で事前にご確認ください。

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